国宝光明寺二王門

お出かけ

二王門

 京都縦貫自動車道を京丹波わちインターチェンジで降りて由良川に沿って下っていく。 しばらく国道27号線を走ると山家で右折して府道1号線で神林川に沿って北上していく。 あやべ温泉二王の湯を目指して約20Km、30分ほどの道のり。 二王の湯の入口に曲がらずに1車線のアスファルト道をまっすぐ進んで行くと最後に極端なヘアピンカーブを曲がり切ったところに広い駐車場がある。
 駐車場から整備された階段を上っていくと180mで鮮やかな朱色が視界に飛び込んでくる。

国宝光明寺二王門
吽形像「密迹金剛力士」
阿形像「那羅延堅固王」

二王門の金剛力士像は二体で一対、仁王さんと呼ばれ人々に愛されている。 口を開けて怒りを表す阿形像「那羅延堅固王」と、口を閉じて怒りを秘めた吽形像「密迹金剛力士」は、悪いものが門に入るのを防いでいる。 仏師慶派の流れを汲む肥後定慶の作で、二王門の建立とともに置かれた。 国宝の門の中に国宝または重要文化財の像が安置されているのは法隆寺、東大寺、金峯山寺とこの光明寺のみ。 2019年、重要文化財指定。(綾部 森の寺 光明寺から引用)

二王門を抜けると傍らには八十八か所の石像が目に入る。 四国八十八か所を巡ったのと同じご利益が得られるそうだ。

光明寺

二王門からさらに奥へ坂道を300mほど進み急な石段を登りきると正面に重厚な本堂が見えてくる。

本堂 599年創建、1838年再建
本堂側面

(YI)

コメント